東京都防水工事業協会の活動内容

●より高い防水施工品質を証明するため
 独自の活動に取り組んでいます
 
 東京都では現在、CO2削減のため、屋上防水においては自着タイプの材料による断熱複合防水など環境対応型工法への要望が高まっています。当協会ではこうしたニーズにいち早く対応するため、東京都建築工事標準仕様「屋根露出防水絶縁工法 S・MS−2」にあたる改質アスファルトシート防水自着工法の施工についてプライベートライセンスを発行し、専門工事業団体としての存在感をより高めるための取り組みを開始しました。
 第1回の技術講習会は2011年5月26〜27日の2日間、多摩職業能力開発センター府中校で開催。会場では会員会社から参加した10人の受講者が講習用架台を用い、@縦引きドレン回りA水張り試験用架台B砂付ルーフィング2層張り――の施工を行いました。また、施工にあたって入隅処理など特に注意が必要なポイントは、講師がその場で指導を行いました。
 2日目には東京都財務局から5人が訪れ、実技講習の現場を見学。その後、別室において自着工法の概略や施工仕様についての質疑応答が行われ、「臭いの問題がない」「火の使用はハンドトーチ程度なので火災の危険性が少なく、施工者も安心」といった工法の特長が説明されると、みな真剣に聞き入っていました。
 その結果、7人が合格しました。当協会では1ランク上の技術を習得していただき、専門工事業団体だからこそできる高い施工品質を証明するためにも、有資格者数を増やしていきたいと考えています。

    


●私達は会員の技能・技術向上に努めています
 
 防水工事は、厚生労働省が認定する技能士によって施工されることが理想です。
 防水の技能検定は昭和51年より実施されており、都防協は東京都における技能検定の受け皿団体として、合成ゴム系シート、塩化ビニル系シート、アスファルト、改質アスファルトシートトーチ工法の後期防水4作業すべて実施し、検定業務に協力しています。また、施工管理能力についても、各種施工管理者のための資格試験・資格取得・技術向上に日夜研鑽しています。

   
〈防水技能検定実技試験のようす〉

 

●時代のニーズに対応した防水工事の普及に努めています
 
 私たち都防協は専門工事業者としての重責を担い、「適正施工」を会員に向け発信し続けます。
 東京都のクールルーフ事業を始め、地方自治体でも緑化の義務化や税制優遇措置および助成制度や低利融資、容積率の緩和などの支援策が進められています。屋上緑化を施す場合、防水層へのさまざまな影響や雨水・土壌の穏やかな流出など、防水構造に対し充分な配慮が必要となります。私たちは防水工事の専門家の立場から、安心できる緑化防水を皆様に提供します。
 また、VOCが原因と考えられる有害化学物質による人体被害が全国各地で発生している状況を鑑み、有害化学物質の発生の少ない防水材の選定を検討していきます。さらに環境対策として、容器のリサイクル、減容化など産廃問題にも取り組んでいきます。


仮設安全監理者資格取得講習会


技術研修会

●防水専門工事業者としての責任を果たすために、防水工事は
 防水工事専門業者に発注することを東京都に要望しています
 
 「建物を漏水から守り快適な居住空間を提供する防水工事」をスローガンに、たゆまぬ努力を続けていく所存です。また、高度技術を擁する専門施工団体として東京都所管建築物のリニューアル工事の一翼を担って参りたいと考えます。そのため、東京都に対して、都防協会員をはじめ防水工事専門業者に分離発注していただくことを要望しています。

 

東京都防水工事業協会の組織図


 

 


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